
お電話でのお問い合わせ082-577-7714
こんばんは、税理士の吉村です。
Excelを使ってデータを分析する際に、構成比を出すことがあります。
構成比は、全体のうちに求めるものがどれだけの割合を占めているのかを把握するために使います。
例えば、売上の構成比を把握するために入力したものがこちらです。
今回はExcelで構成比を出すために覚えておきたい機能をご紹介します。
まず、構成比を出すにはそれぞれの売上を全体の売上で割り算して計算します。
したがって、C2のセルに「=B2/B8」と入力します。
今回は「セルの書籍設定」によって、あらかじめC列の表示形式をパーセンテージにしています。
ハイ!これでC2のセルに合計金額のうち、顧問料の割合が表示されました。
簡単ですね。
後はコレをドラッグコピーすれば・・・。
残念ながらエラーになっていまいます。(笑)
エラーが出る理由は、分母の合計金額であるB8のセルを参照することを固定できていないから。
この参照するセルを固定するには「絶対参照」を使う必要があります。
それでは、やり方を見ていきましょう!
少し戻って、この場面↓
ここでEnterを押してはいけません。
B8のセルを絶対参照にしたいので、
[F4]キーを押して$マークをつけます。
B8のセル参照に$マークがつきました。
後は、EnterなりTabなりを押していただいた後で、
ドラックコピーでエラーが出ることなく、正しく計算されます。
絶対参照を知らないと、分母となるセルを1つずつ打ち直すという
日が暮れるような作業をしなくてはなりません。
また、$マークをつけることで絶対参照になりますが、[F4]キーが
ショートカットキーになりますので、ついでに覚えてしまいましょう。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。