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沈みゆく船に乗り続けるのか?

おはようございます。

想いとお金の両立で利益を増やし、お金を残す!

利益改善パートナーの吉村です。

先日ジブラルタ生命主催のセミナーに参加してまいりました。

福岡で成功している花城先生の事務所経営効率化の話がメインでした。

クラウド会計を使った効率化

これからの時代、世の中に求められているものはそちら方面であることは明らかです。

しかし、費用面であったり、これまでの使い慣れた会計ソフトからの脱却はかなりのエネルギーが必要です。

また1番クラウド会計のネックとなる部分が税務ソフトは別に必要だと言う所です。

今後、税務についても対応するようになっていくでしょうが、それまでは今の会計・税務ソフトを使用することになるでしょう。

 

先日のセミナーの中では、クラウド会計とは別にマネーフォワードのグループ会社が提供しているストリームドというサービスが紹介されました。

ストリームドとは、一言でいうと領収書をスキャナで読み込み、そのデータをアップロードすることで仕訳データとして帰ってくるそんなサービスです。

詳しくはストリームドのホームページをご覧ください。こちらをクリック

これを使うことで簿記の知識が全くない方でも、正しい(ある程度)の仕分けを入力することができるようになります。

例えば、これまでは簿記の知識がある方を雇い、その方に入力してもらう。

業界用語ではパンチャーといわれる方々ですが、これをストリームドに変換する。

素晴らしいサービスですが、使うかどうか躊躇してしまう点が2つありました。

1つは、費用面

基本料金1.2万円+1仕訳20円とパンチャーさんを雇う費用の約2倍かかります。

採用コストや教育コストを加味すると変わってくるとは思いますが、それでも若干高い。

ざっと計算してみると当所で導入すると約6万円の固定費UPにつながってきます。

これをペイできるくらいの付加価値業務を提供できないのなら導入する意味がありません。

もう1つは、スキャンをする人が必要という事ですね。

領収書をそのまま送るわけではないので領収書をスキャンをする人がいります。

現状1人でやっているため私がスキャンをしていたらまったく効率化になりません。

それを考えると規模がもう少し大きくなった時点(顧客数20件超え)で導入を検討するのがいいかと考えています。

 

セミナー終了後、花城さんと名刺交換をさせていただきました。

その際に、クラウド会計に移行しないということは、「沈みゆく船に乗っているものだ」と言われました。

確かにその通りで、今後記帳代行の業務というのは全てAIに取って変わられる業務です。

また、記帳代行業務というのは幾度となくこのブログで話している通り、お金を生む業務ではありません。

社長が本業に集中するため、記帳業務はアウトソーシングすべきである。

これは何もクライアントに限ったことではありません。

私自身がこの記帳業務に時間を割く事は馬鹿らしいと考えています。

早くアウトソーシングする方向に持っていく事は考えてはいますが、費用とのバランスを考え最適解を探しているところです。

将来に見越し、様々なことを試しながらクライアントと自身にとって最適なサービスを提供できるよう

日々考えながら、勉強しながらやっていきたいと思います。

クラウド会計やAIに乗り遅れないために日々勉強し、

改善に取り組んでいる経営パートナーをお探しの方はぜひ一度お問い合わせください。

 

~おしまい~