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外国人技能実習生の問題と受入れ企業の思惑~技能実習生3年で69名死亡のニュースを見て~

おはようございます。

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利益改善パートナーの吉村です。

 

外国人技能実習生3年で69名死亡

衝撃的なニュースが先日飛び込んでまいりました。

私は実際に外国人技能実習生を雇った事はありません。

しかし、外国人技能実習生を雇い入れている建設会社数社の現状を数字で把握しています。

また、その会社の経営者から直接、話しを聞いたりしています。

そこで今回は外国人技能実習生の問題をお伝えしたいと思います。

 

そもそもなぜ企業は外国人技能実習生を受け入れるでしょう?

結論からいうと儲かると思っているからです。

例えば、建設業であれば元請けから一人当たり18,000円の日当が出ます。

下請け企業は従業員を現場に向かわせ仕事をしてもらいます。

企業によりまちまちですが、同じ日本人であれば約12,000円の日当計算で給与を支払います。

しかし、外国人技能実習生、例えば、中国人やベトナム人、タイ人であれば日当約8,000円で済みます。

したがって、同じ人を雇うにしても外国人技能実習生に働いてもらうことで、

元請けからもらう日当と下請けが従業員に払う日当の差額の10,000円が会社の懐に入るという仕組みになっています

 

しかし、実際には丸々もうかるわけではありません。

実は外国人技能実習生を受け入れるためには、実習生を斡旋をしている会社に手数料を支払う必要があります。

手数料だけではありません。

実習生が日本に来る際、また、祖国に帰る際の渡航費の負担もあります。

さらに、数ヶ月に1度実習生は研修やテストを受ける必要があります。

これらの費用も負担しなければなりません。

さらにさらに、実習生は日本に来ても住む家がありません。

したがって、彼らの住む家も手配してあげなければならないのです。

その家賃もすべて会社負担となります。

一般的に多いのはマンスリーマンションを借りて1室に2名~3名一緒に住んでもらうことが多いようです。

このように日々の日当だけを見ると儲けが多いと思い、飛びつく経営者が多いわけですが、

様々な費用負担を考えるとそこまで単純ではないと感じています。

先ほど儲かると思っていると記載したのはこのような理由からです。

 

さらに1番の問題は言葉の壁です。

彼らは特に日本語を勉強して来るわけでは無いようです。

建設業などの体を使った仕事の技術を覚えようとしている研修生の多くは日本語が話せない。

さらには英語も通じない。

建設現場では危険の伴う作業も多く、「危ない!」と声をかけても、

デンジャー!」と英語で言ってみたりしても、全く通じなく、凄く怖い思いをしたといった話も聞きました。

おそらく今回の実習生が亡くなったと言う悲しい出来事も少なからずこういったところに原因があるのではないかと考えています。

 

確かに劣悪な環境で奴隷のように扱われている外国人技能実習生が存在する事実も少なからずあるのだとは思います。

しかし、私が知っている経営者の方々は、皆様きちんと外国人技能実習生たちとコミニケーションを取り、

少しでもその人たちの成長の手助けをしてるように感じています。

良い面と悪い面とあるのは確かですが、日本に技術を学びに来てくれた海外の人たちにとって

また、受け入れる側の日本の企業にとっても、この制度が使いやすく、わかりやすい制度になることを祈ります。

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

~おしまい~

 

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吉村 匡史

吉村 匡史

名前:吉村匡史 職業:税理士 広島市安佐南区の若手税理士。30歳の誕生日に独立開業。単純な税金計算にとどまらず、お客様とのコミュニケーションを一番に考える。経営者と一緒に課題解決のため知恵を絞ります。気軽に相談できる税理士日本一を目指し、日々奮闘中。

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この記事を書いた人

 

吉村 匡史(よしむら ただし)

 

1987年10月生まれ 広島県出身

 

30代若手税理士

 

6年間税理士事務所で勤務後、独立開業

 

日本一気軽に話せる税理士を目指し、日々奮闘中

 

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