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所長のコラム
自分の棚卸しをすることでサービスを明確にする
こんばんは、税理士の吉村です。
医者であれば、内科・外科・耳鼻咽喉科・眼科・歯科などなど・・・。
自分の調子が悪いところに合わせて医者(病院)を変えることが普通です。
これが、税理士になるとほぼすべての税目をひとりの税理士にお願いすることが多いと思います。
しかし、税理士と言ってもそれぞれ得意分野があります。
これまで受験勉強してきた科目や勤めてきた場所によって知識と経験に差があります。
税理士に業務を依頼するときはその税理士が何が得意で何が不得意化を知ることが重要です。
今回は自分が提供できるサービスを明確にするために、自らの棚卸しをしたいと思います。
提供している(できる)サービス
私は約7年間の税理士試験受験勉強の経験と6年間の税理士事務所での実務経験があります。
そこで得た知識と経験で提供できるサービスは、次のようなものがあります。
・法人税の申告
・所得税の申告
・消費税の申告
・決算書の作成
・給与計算
・記帳代行
・経営分析
・事業計画書作成
・節税相談
・e-TAX
・笑顔で接客
最後のは、大学生時代に結婚式場でアルバイトしていたため、身に付きました。
提供できないサービス
6年間の税理士事務所勤務では取り扱うことのなかった仕事も数多くあります。
それほど規模の大きな事務所ではなかったので扱う仕事も限られていた面もあります。
したがって、私が提供できないサービスは次のようなものがあります。
・国際課税
・組織再編税制
・事業承継税制
・相続税の申告
・脱税相談
国際課税と組織再編税制については、全く知識もないし、経験もありません。
事業承継と相続税については勉強はしましたが、取り扱った経験がないので
これも現在は提供できるサービスとは言えません。
脱税相談は今後も受けるつもりはありません。
当たり前ですが・・・。(笑)
まとめ
自分が「提供できるサービス」と「提供できないサービス」を明確にすることでお客様も選びやすくなるでしょう!
また、これからの仕事の内容によっては、今は提供できないサービスも提供できるサービスに変わっていく可能性もあります。
現状の自分を見つめなおし、今後どうしていきたいかを考えるためにも自らの棚卸しは必要な作業です。