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節税!節税!言う前に

税理士をやっていてよく聞くのが

「何でか会社にお金が残らんのんよ。」

という相談。

 

中小零細企業なんて経理がいるところなんてほとんどない。

あって奥さんが経理みたいなことをやっているだけ。

 

だから多くの経営者が税理士に丸投げしとるけえ

会社が儲かっとんか、儲かっとらんのか、よくわかってない

 

 

とはいえ、さすが独立してやっている人たち。

目の前にある仕事を圧倒的にこなしてしまう能力はある。

 

1人でやっていくなら、売上や利益を

何となくコントールしてやっていけてる。

 

 

ただ、人を雇用すると状況は一気に変わる。

ていうか1人でやっているとすぐに限界を迎える。

わたしもそう。

 

社員さんに稼いでもらえるようになるには、時間もかかるしお金もかかる。

会社に体力がないとすぐに資金がショートする。

だからこそ普段から会社にお金を残していく必要がある。

 

そこで質問。

あなたの会社が支払う税金

500万円 or 100万円

だったらどちらがいい?

きっと多くの方が100万円と答えるんじゃない?

 

「そんなもん当たり前じゃあ!」

「税金の支払いなんて少ないほうがええに決まっとるじゃろう!」

 

と思っているあなた経営者失格です。

少し考えてみて下さい。

手元に残るお金はどちらが多いでしょう?

 

法人税は利益に対して約3割かかる。

だから、税引き前の利益はそれぞれ

1,666万円と333万円

そこからさっきの税金を引くと手元に残るお金は、

1,166万円と233万円

 

どちらがいいか一目瞭然ですよね?

会社にお金を残すためにはしっかり税金を払う。

これを意識するだけで資金繰りは楽になる。

 

節税を求めてわたしのところにやってくる経営者は少なからずいる。

でも、この前提が頭に入ったうえでの節税と

そうじゃない節税は全然違う。

 

会社として必要な設備投資や人財採用や育成に使う大切なお金。

そんな将来につながるお金はしっかりと蓄えて欲しい。

だからこそ、利益を出し切って税金を目いっぱい払う。

この意識はしておいて損はない。

 

節税よりもまずはしっかり稼ぐこと。

そのためにできることを一緒に考える。

そんな税理士を必要としていたらぜひ、ご連絡ください。

あなたのお役に立てるよう精一杯務めさせていただきます。