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所長のコラム
納得する価格設定を考える
おはようございます。
想いとお金の両立で、利益を増やし、お金を残す!
利益改善パートナーの吉村です。
養成塾で学んだことを活かして、コンサルティング業の方向に大きく舵を切っていこうと考えています。
これまでもコンサルティングのメニュー表はあったものの納得したものではありませんでした。
そこで、新たにメニュー表を作り直している最中です。
サービス内容は既に決まっています。
課題はこれをいくらで提供するか?
つまり、価格設定です。
税務顧問サービスの料金を決める時もかなり悩んで決めていきました。
やはり深く考え、納得した価格設定にしたことがいい方向につながっています。
現在ではメニュー表に基づき、安売りすることもなく、逆に高く売ることもなく、納得いく価格をお客様から頂戴しております。
コンサルティングメニューの価格設定もそうでなくてはなりません。
今回はどのように価格設定を考えていくべきかお伝えします。
相場観を見てみる
価格設定を考えるうえで、全員が思いつくのが相場観です。
他社はどのような価格設定でやっているか?
今時、基本的にホームページがあるのですぐに調べられることができます。
ただし、コンサルティングはピンからキリまであって正直参考にならない。
それこそ、〇井総研みたいな超大手であれば、相手にしている企業が大企業向けのため、考えられないくらいの高額な報酬設定になっています。
したがって、ポジショニングを考えるためには相場観は一応確認する必要はあるかとは思いますが、参考程度でいいでしょう。
相手に与える価値で考える
相手に与える価値がどれぐらいあるのか?
これは価格設定を考えるうえでかなり重要です。
そのコンサルティングを提供することで相手はどれだけの価値を感じるのか?
具体的に数値化できるのであれば価格設定しやすいです。
例えば、「私にコンサルティングを頼めば月々売り上げが3倍になります。」
のようなコンサルティングであれば、上がった売上の1/3をコンサルフィーとしてもらうという方法もあるでしょう。
数値化できない問題解決をするコンサルティングの場合は少し考える必要があります。
例えば、「私のコンサルティングを受ければ恋人がすぐにできます。」
みたいなコンサルティングがあったとします。
その場合、その人が恋人を得てどれだけ幸せになれるかで価格も考えなければなりません。
もし、人生で1度も恋人ができたことがない人がコンサルを受けたことで恋人ができたなら、
その人にとってそのコンサルは1,000万円以上の価値があるかもしれません。
具体的に相手に与える価値で価格を考える。
これも1つの方法だと思います。
自分が納得する価格を考える
自分が納得する価格でサービスを提供しないとモチベーションが上がりません。
お金が全てではありませんが、あまり安い金額で引き受けてしまうと最終的には自分の首を絞めることになります。
納得する価格を決める際に簡単な考え方が、時間単価で考える。
時間単価、つまり時給ですね。
自分の時給はいくら欲しいのか、これは非常にわかりやすい基準だと思います。
自分が欲しい年収から逆算し、時給を決定する。
その時給単価に従って価格設定をする。
例えば、時給単価5万円であれば2時間のコンサルティングで10万円。
シンプルでわかりやすい価格設定だと思います。
自分も納得し、相手も納得する妥当な価格設定を考える事は、サービスを提供する前に深く考える必要があると思います。
税務・会計だけではなく、価格設定まで一緒に考えることのできるパートナーをお探しの方は、
ぜひ一度お問い合わせください!
~おしまい~