税理士資格取得はオワコン?
2018/10/30
おはようございます、利益改善パートナーの吉村です。
AI、ICT、フィンテック、クラウド。
税理士はこのような技術により10年以内にはなくなる仕事として有名になってきました。
その影響からか年々税理士受験者数は減少し、平成20年度は51,863人だった受験者数は、
平成30年度には38,525人とこの10年間で約25%も減少しています。(国税庁HPより)
せっかく頑張って資格を取得しても食えない人もいるという話を聞く中、本当に税理士資格取得はオワコンなのか?
今回はこの問いに私なりに答えてみようと思います。
資格はあった方がいい
結論から言うと、私は税理士資格に大分助けられております。
税理士資格を取得して1番のメリットが社会的信用の高さです。
なんだかんだ税理士というだけで優遇されます。
例えば、銀行。
独立開業1年目、30歳という若輩者、顧客2件、月商6万円。
こんな私にも喜んで(無理やり)融資してくれたのは、やはり資格のおかげでしょう。
また、仕事を取るうえでも税理士という社会的信用の高さは有利に働きます。
基本、税理士の多くは営業が苦手です。(私はどっちかというと好きな方)
それでもどうにかこうにか食べていけるようになるのは、
税理士は中小零細企業にとっては必須の役割だからだと思います。
事業をしている方にとって、税務申告は避けては通れない道。
市場規模だけみると中小零細企業ほぼすべてが対象に成り得ます。
もちろん、ライバルも多いですけどね。
10年は食っていけるだろう
いくら最新の技術が発達し、税理士がいなくなるとは言え、私は後10年は全然大丈夫だと感じています。
というのも、未だにFAXが使われている現状やアナログな部分が非常に多くを占める中小零細企業が、
お金をかけて最新技術を導入し、使いこなすまでに至るにはそれ以上の時間がかかると踏んでいるからです。
エストニアのように政府主導で税制を簡素化し、すべて電子化することができれば話は変わってきますが、
軽減税率の導入など、ただでさえややこしい税制をさらにややこしくすることが得意な日本政府に
そんなことができるとは思いません。
やりたいこととリンクしているか
一昔前であれば、手に職をつければ安泰だったかもしれません。
しかし、現在は資格取得すれば安泰という時代はすでに終わりを迎えています。
インターネットが普及し、誰でもボタン1つで日本中の税理士と比較することができる時代。
お客様に選ばれるためには他社、他者との違いを見せていかなくてはなりません。
その資格を使ってどうしたいのか?
どうお客様と関わっていきたいのか?
食べていくために資格取得するではなく、やりたいことをやるために資格を取得する。
この考えが最も重要だと思います。
~おしまい~
【監修者】この記事を監修した人
監修者:吉村 匡史(吉村税理士事務所 代表税理士/税理士登録番号 第135285号)
広島市で税理士事務所を開業して約9年。現在60社の顧問先を担当。
【専門分野】会社設立・創業融資/資金繰り改善/財務コンサルティング
日本政策金融公庫・地元金融機関との連携による創業融資支援を得意とし、
これまでに約50件の創業をサポート。
「数字がわかると、経営判断は驚くほどラクになります。
決算書を”提出するための書類”で終わらせず、次の一手を決める材料に
変えていただくことを大切にしています。」
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