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自分の当たり前は相手にとっては非常識

「先に言えば説明、後から言えば言い訳」

わたしが大事にしている言葉の一つです。

 

先日、クライアントからフィードバックを頂きました。

こちらのクライアントは法人成りされたばかり、

確定申告はご自身でやっており、記帳はできるということだったので顧問契約のみ。

融資の相談や今後の事業展開についてのご相談にのっておりました。

 

数字に関してのアドバイスもキッチリ行いたいため

クライアントが記帳した内容を確認すると、ハチャメチャな入力内容。

損益は4割程度合っているものの貸借は全くと言っていい内容でした。

 

このままでは適正な数字がわからずアドバイスもできないため、

記帳代行をお勧めしましたが料金の関係で折り合わず修正をお願いされました。

 

ここで本日の本題に入ります。

先に追加報酬の説明をしなかったがために、クライアントに不信感を抱かせてしましました。

ご自身で記帳されている方の多くはそれほど修正がありません。

月次でチェックするのに20分~長くても1時間程度で終わります。

 

しかし、今回は入力内容の7割の修正と追加仕訳により5時間程度の作業が発生したため

当然のことながら追加で報酬をいただかないと人件費分赤字になります。

 

おそらく、きちんと今回修正に関して、

「7割の修正と追加仕訳により、5時間分の別途作業がかかりました。

尽きましては、2万円程度の追加報酬を請求させていただいてよろしいでしょうか?」

と、一言先に説明を差し上げていれば問題がなかったかと思います。

 

にも関わらず、請求書に追加報酬としてサラッと2万円とだけ記載してしまったために

不信感につながってしまったのだと思います。

 

自分の当たり前は相手にとっては非常識。

だからこそ相手のことを考え、丁寧に対応しなければなりません。

 

「先に言えば説明、後から言えば言い訳」

の教訓をしっかりと胸に刻んで今回のようなことがないようにしていきます。