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「税理士を変更したい」と思われるのは事前期待のマネジメントができていないから

おはようございます。

想いとお金の両立で利益を増やし、お金を残す!

利益改善パートナーの吉村です。

 

最近ちょくちょく税理士切り替えのお客様のご相談を受けることがあります。

税理士変更の大きな原因となっているのが、事前期待のマネジメントができていないことだと考えられます。

つまり、お客様が抱く期待値を税理士側が越えられていないということです。

お客様が税理士と契約したいと考える理由のほとんどは、

税務会計がさっぱりわからないからどうにかして欲しい

ということだと思います。

しかし、本当の需要はもう少しヒアリングしてみないと浮き彫りになってきません

例えば、「わからないからわかるように教えてほしい」なのか?

「わからなくていいから全部税理士に丸投げしてしまいたい」なのか?

で、税理士側はやることが変わってきます。

前者なら会計ソフトを導入し、記帳の仕方や簿記の知識を教えることになります。

後者であれば記帳代行という流れになります。

 

また、「税務会計だけしっかりと相談に乗ってくれればいい」と考える経営者もいれば、

「お金の事を含め人事や経営の事まで相談に乗って欲しい」と考える経営者もいます。

これも前者であれば税務顧問だけで事足りますが、後者になると経営コンサル契約も別途必要があります。

 

しかし、ヒアリングに時間を取らない税理士であれば本当の需要に気づきません。

さらに税理士事務所では、料金表や自社のサービス内容を言語化したメニュー表がないため料金の提示ができない場合もあります。

したがって、顧問料というよくわからない名目の料金で契約し、サービス内容はうやむやになっているケースが散見されます。

 

逆に事前期待を上手くマネジメントできれば良好な関係性は長期間続きます。

私の場合サービス内容にきちんと名前を付け、事前に説明するように心がけています。

税務顧問なら税務会計に関する相談を含めお金の流れの現状把握をしていきましょう。

未来のお金の流れやビジョンを一緒に作っていきたければコンサル契約を結びましょう。

記帳代行は作業量により料金が増減します。税務顧問料とは別途必要です。

などなど。しっかりとメニュー表に基づき説明いたします。

 

お客様の本当の需要はそれぞれあります。

そこをしっかりと聞いて提案する。

当たり前のことですが、その点をおろそかにしていると解約につながってしまいます。

事前期待のマネジメントは非常に大事だということを今回はお伝えいたしました。

本日もお読みいただきありがとうございます。

~おしまい~