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人材採用はハーズバーグの二要因理論を考えよう

おはようございます。

想いとお金の両立で利益を増やし、お金を残す!

利益改善パートナーの吉村です。

 

「人の採用ができない。どこに求人を出せばいいかわからないし、どうすればいい人がくるかもわからない。」

このような悩みを持つクライアントも少なくありません。

この悩みに対して適切な答えを私は知りませんでした。

そこで、何らかのヒントを模索すべくマグネット採用を提唱している福岡の人事コンサルタント松尾さんのセミナーを受講してきました。

http://gapbridge.co.jp/

そのセミナーの中で興味深かったハーズバーグの二要因理論を今回はご紹介したいと思います。

ハーズバーグの二要因理論とは

ハーズバーグの二要因理論とは、アメリカの臨床心理学者、フレデリック・ハーズバーグが提唱した職務満足および職務不満足を引き起こす要因に関する理論です。

仕事における満足度は、ある特定の要因が満たされると満足度が上がり、不足すると満足度が下がるということではなくて、

「満足」に関わる要因(動機付け要因)と「不満足」に関わる要因(衛生要因)は別のものであるとする考え方です。

うーん、書いてみたもののなんのこっちゃ理解できませんね。(笑)

具体的に解説してみます。

いくら給料が高く、休日が多くても単調な作業ばかりで仕事に対し責任ややりがいがなければ、

不満足ではないが満足することはないというわけです。

次に衛生要因と動機付け要因とは具体的にどういうことなのか、もう少し詳しく見ていきます。

【衛生要因】とは?

衛生要因とは、働く上で苦痛を避けようとする欲求です。

例えば、給料・休日・残業・人間関係などが挙げられます。

これらが十分に満たされていなければ人は不満足を感じてしまいます。

残業ばかりで休日も仕事、それなのに給料は雀の涙。

社長は何もしないし、上司は怒鳴ってばかり。

これでは働いている人は不満足を抱えてしまいます。

【動機付け要因】とは?

動機付け要因とは、働くことによって得られる積極的喜びをいいます。

例えば、達成感・責任感・貢献や成長・承認といったことです。

これらが十分に満たされていれば、人は意欲が高まります。

仕事が上手くいき上司から認められた。

成長を実感した。

責任のある仕事を任されそれを達成することができた。

こういったことが働く人を満足させることにつながります。

まとめ

近年では給料よりもやりがいを求める人が増えている傾向があります。

モノや情報があふれ仕事に対する価値観が変わってきているのでしょう。

にもかかわらず未だに多くの企業では給与や休日などを重視した求人情報を発信しています。

給与や休日は確かに重要です。

しかし、それをあまりに強調すると、

「苦痛を避けようとする欲求が強い人」

を引き寄せることになります。

そんな人と本当に一緒に働きたいですか?

「働く喜びを求める人」と一緒に働きたくはないですか?

であるならば、自社で働く魅力を最大限アピールしなくてはなりません。

自社で働く魅力がないのであれば作る必要があります。

まずはそこからです。

それなしで人材募集を行い、結果人を雇うことができたとしても、将来的には離職や解雇したいのにできない状態に陥ってしまいます。

ぜひ、自社の魅力づくりにチャレンジしてみて下さい。

本日もお読みいただきありがとうございました。

~おしまい~