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法人成り直後の経営者必見! アーリーステージ向け異業種交流組織の選び方とおすすめ5選

こんにちは、吉村税理士事務所の吉村です。

実は私は、開業してすぐに「営業どうしよう…」「誰に相談すればいいんだろう…」と悩みました。

そんなときに支えになったのが、異業種交流組織でした。

異業種交流と聞くと「付き合いが面倒そう」「売り込みばかりじゃないの?」と感じる方もいるかもしれませんが、

実際には経営者としての成長を加速させる“最高の投資”になることも多いのです。

今回は、私の体験談も交えながら、アーリーステージ経営者が入るべき異業種交流組織の選び方とおすすめ5選をお届けします!


1. なぜ法人成り直後に“人脈投資”が必要なのか?

法人化すると、見える世界がガラッと変わります。

売上や経費だけでなく、社員採用・銀行対応・資金繰り・経営判断…

すべての決定を経営者として担うことになります。

つまり、「一人で抱えていたら潰れる」ステージなのです。

だからこそ、横のつながり=経営者仲間が必要になります。

特に、同じような悩みを持つ人とのつながりは、心の支えにもなり、実際のビジネスチャンスにもつながります。


2. 異業種交流組織を選ぶ3つのポイント

① 参加メンバーの属性

同じアーリーステージの人が多いか?

もしくは、自分より少し先をいく“ちょっと先輩経営者”が多いか?

② 運営スタイルの相性

・週1の定例型か、月1のゆるやか型か

・オンライン併用か、完全対面か

・紹介や売上に直結しやすいか、学び重視か

③ 自社との目的マッチ

「紹介が欲しい」「仲間が欲しい」「自分を成長させたい」など、

目的と交流のスタイルが一致しているかが最も重要です。


3. アーリーステージ経営者におすすめ5選(体験談付き)

1. BNI(Business Network International)

体験談:実際に私も所属しています。

BNIは「紹介によるビジネス拡大」をコンセプトにした、世界最大級の異業種交流組織

週1回、朝6時から行う定例会はかなりハードですが、その分紹介→商談→受注の流れが仕組み化されています。

私自身、BNIで実際に顧問契約につながる紹介を何件もいただきました。

ただし、参加や紹介のコミットメントが求められるので、「本気で人脈を活かしたい人」におすすめです。

入会金が50,000円。年会費190,000円となっています。

また、別途チャプターごとの会費が月3,000円程度かかる場合が多いです。


2. 商工会議所(青年部・YEG)

体験談:こちらにも所属していました。

地元密着の企業が多く、行政や金融機関とのつながりも得やすいのが特徴です。

YEG(Young Entrepreneurs Group)は若手経営者中心で、地域をよくしたいという想いを共有できる仲間ができます。

私はYEGで、会議の運営の仕方や組織運営の仕方を学ぶことができました。

また、必ず委員会に所属するためその委員会で決めたことをやり遂げる力は身につくと思います。

ただ、夜の飲み会はつきものなのでお酒が苦手な人は不向きかもしれません。

入会金5,000円と親会の年会費と合わせて48,000円と比較的安く入会が可能です。


3. JCI(日本青年会議所)

リーダーシップ研修や国際的な交流もある、20〜40代向けの若手経営者団体

特に体育会系の人が多いイメージです。

学びと自己成長にフォーカスしており、「人前で話せるようになりたい」「経営者としての器を広げたい」人に最適です。

ただし、参加のハードルや委員会活動の負荷もあるので、“成長意欲が高い人向け”といえるでしょう。

入会金は100,000円。年会費が200,000円かかります。


4. 同友会(中小企業家同友会)

「共に学び、共に育つ」を理念とする、中小企業経営者の学びの場。

実践的な経営指針の策定や、社員教育について深く学べる場でもあります。

売上アップよりも“経営の在り方”を学ぶことに重きを置いている”ため、

「しっかりした会社をつくりたい」という想いのある方に向いています。

入会金20,000円。年会費が72,000円かかります。


5. 倫理法人会

早朝6時からのモーニングセミナーを中心に、「経営の原理原則=倫理」を学ぶ会です。

参加者同士の信頼関係が深く、“考え方を磨きたい”人や朝型に変えたい人におすすめです。

営業目的ではなく自己啓発や習慣づくりが中心なので、売上直結を期待しすぎるとギャップが出るかもしれません。

入会金は特になく、月額1万円の会費が必要です。


4. 交流組織を活かす3つのステップ

①まずはゲスト参加で“空気感”を知る

参加前に想像しているのと、実際に現場で感じる雰囲気は大きく異なるものです。

②目的を明確にする

「紹介が欲しい」「経営の勉強がしたい」「相談できる仲間が欲しい」など、何を求めているのかをはっきりさせることが大切。

③3ヶ月は継続してみる

すぐに成果が出なくても、3ヶ月は「信頼関係づくり期間」として続けてみましょう。


5. まとめ:最初の一歩が、未来の資産になる

異業種交流は、単なる営業手段ではありません。

未来の顧客、パートナー、メンター、そして仲間との出会いが詰まった場所です。

法人化直後の今だからこそ、「どこで、誰と、どんな会話をするか」が、数年後の未来を大きく左右します。

もし「どれに参加すればいいか迷う」という方は、私が所属経験をもとにアドバイスしますので、お気軽にご相談ください!

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