起業する前に知りたいお得な情報
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税理士事務所に就職はよく考えてから
空前絶後のぉー
超絶怒涛の売り手市場!
2018年春に卒業する大学生・大学院生の就職内定率は92.7%
と過去最高の記録だそうです。(2017年10月時点)
こんばんわ。税理士の吉村です。
わたしが就職活動を開始したときは
ちょうどリーマンショックがあった年で
就職活動は地獄のようでした。
今の大学生が羨ましい。
さて、税理士になるためには税理士試験に合格すること。
また、税理士事務所などで2年間の実務経験を得ることが必要です。
そんなこともあり、税理士受験生は税理士事務所を
就職先として選択することが多いです。
わたしもその一人でした。
「仕事と受験は両立できるの?」
税理士・会計事務所について知りたい受験生は多いと思います。
今回は、税理士業界のほんの一部を語ってみます。
税理士事務所はブラック企業?
税理士事務所や会計事務所で検索するとブラックとでてくる業界です。
ただ、これは事務所の所長の性格や考え方によるところが大きいです。
個人税理士事務所は多くは、所長と所長の奥様、パートの方たち
そして、所長の愛人という構成です。
愛人は嘘です。
わたしが勤めていた事務所の所長はとてつもなく優しく、
また、税理士試験を受けることに対し積極的に応援してくれていました。
非常に働きやすく、勉強できる環境は整っていました。
しかし、中には税理士試験を受けさせることすらさせない
鬼畜な事務所もあるみたいです。
友人が勤めていた事務所がそうでした。
給料は期待するな
私の初任給は16万円。
手取りで12万円ちょっとだったと記憶しております。
残業はまったくなかったもののこの金額が安いか高いかと言われれば
決して高くはないとしか言えません。
この中から夜間の専門学校の学費等を支払っていましたし、
2年目からは大学院の学費も支払っておりました。
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一人暮らしだったら死んでますね。
結婚なんかも到底考えられないでしょう。
私は結婚したけどね。
したがって、どこの税理事務所も無資格職員のままだと
食っていくのがやっとの給料しか貰えないでしょう。
教育なんてあったもんじゃない
カッコよく言うと
オン・ザ・ジョブトレーニング
要は、習うより慣れよの精神でやりながら覚える世界です。
わたしが勤めていた事務所では丸投げを売りにしていたことから
ほとんどの仕事が記帳代行でした。
この記帳代行の仕事は仕訳さえちゃんとできる能力(日商簿記2級程度)があれば
会計ソフトの使い方を学ぶことで誰でもできるようになります。
しがたって、教わることといえば会計ソフトの使い方と実務上の仕訳程度。
あとは過年度の総勘定元帳であったり、決算書、申告書を見ながら同じように
やっておくという作業になります。
大手の税理士事務所であったり、大企業の方が従業員の社員教育は充実していることは
間違いありません。
そもそも私の場合は先輩がいませんでしたし、所長が外出しているときは事務所にポツンと
一人残されるということも多々ありましたから。
まとめ
わたしは就職先を決める際、受験勉強をする時間を確保できることを
一番の条件に税理士事務所を探しました。
大手の税理士事務所だと、どうしても12月から3月の繁忙期は
寝袋をもっていかなくてはならないほど忙しいそうで、勉強する時間なんて
とれないでしょう。
その点、私が勤めていた事務所は6年間で残業は10時間に満たないです。
おかげで勉強する時間をとることができなんとか29歳で税理士登録を
することができました。
個人事務所は全国に数多くあり、その一つ一つでやり方や考え方が違います。
また、大手事務所の方が多くの人数がいることからいろいろと教えてもらえる環境は
整っていると思います。
就職する前に専門学校の先生や先輩にできるだけ会って話を聞いてみることを
おすすめします。
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