ご予約はこちら

ご予約はお電話か
WEB予約よりお願いいたします。

tel.082-577-77149:00〜18:00(土日祝を除く) WEB予約

経理処理の仕方

社長のクレジットカード、どこまで経費で落とせる?税務署のチェックも意識!

皆さん、こんにちは!ガサコくんです。

「プライベートも会社も同じクレジットカードで払ってる」
「とりあえず全部経費で落としてる」
──そんな社長、いらっしゃいませんか?

実は、クレジットカードの使用内容は税務調査でよく見られるポイントのひとつです。
うっかり私用分まで経費にしていると、あとから否認されて追徴課税…なんてことも。

この記事では、社長が使うクレジットカードの経費の可否や注意点、税務署がチェックしてくるポイントを、やさしく解説します。

クレジットカードの「支払い先」ではなく「中身」で判断される

まず前提として、経費になるかどうかは「何に使ったか」で判断されます
つまり、「Amazonで買った」ではなく、「Amazonで何を買ったか?」が重要です。

【経費になる例】
・業務用のパソコン・備品・ソフトウェア
・出張の交通費やホテル代
・会社で使う接待飲食(※金額・人数・内容の記録が必要)

【経費にならない例】
・自宅の家具や家電
・家族との旅行代
・プライベートの飲食やプレゼント代

カードの名義や請求先が会社宛でも、内容が私用ならNGです。

個人カードでも会社の経費にできるの?

社長が個人名義のクレジットカードで会社の支出を立て替えた場合でも、
「会社のために支払った」と明確に分かれば、経費として処理することが可能です。

ただし注意点もあります。

【処理方法】
・立替金精算として、会社から社長へ返金する(立替金/現金)
・摘要欄には「●●購入分(業務用)」などの記載を残す

【注意点】
・私用と業務用が混ざっている場合、どれが経費か明確に分けておく
・領収書や請求明細がないと税務署に説明できない

税務署がチェックする「3つの視点」

税務調査では、クレジットカード利用について以下のような点が重点的に見られます。

① 経費の「名目」だけでなく「実態」
 → たとえば“会議費”としてカフェ代を落としていても、実際は家族との外食だった場合は否認対象

② 私的支出の混入がないか
 → 個人カード利用や家族カードの明細を確認されることもあります

③ 内容説明の不備・証拠不足
 → 利用明細しかない/領収書がない/取引先名が不明などは、経費性の判断が難しくなるためNGにされがちです

法人カードを使った方がラク?

法人名義のクレジットカードを作ってしまえば、会社と私用の線引きが明確になるため管理しやすくなります

【法人カードのメリット】
・会社口座から直接引き落とされるため、仕訳がラク
・会計ソフトとの連携もスムーズ(TKC/freee/マネーフォワードなど)
・家計と完全に分けられるので、税務調査でも安心

ただし、法人カードでも私用で使えば経費にはなりません。
カードの種類ではなく、「何に使ったか」が判断基準なのは変わりません。

経費で落とすときのポイントまとめ

社長のカード利用を経費にする際は、以下の点に注意しましょう。

・何を買ったか(内容)を明確に
・私用と業務用は分ける
・領収書や明細を保管する
・摘要欄に具体的な記載を残す(例:「○月○日 会議飲食代 取引先●●様分」)

このあたりをきちんと整えておくことで、税務署からの指摘を未然に防ぐことができます。

まとめ|「カードの使い方」が税務調査の盲点に

社長のクレジットカードは、便利な一方で税務リスクの高いポイントでもあります。
カードの名義や支払先ではなく、「何のための支出だったか?」が重要です。

以下のような管理を心がけましょう。

・私用と会社用をしっかり分ける
・領収書と明細はセットで保管
・支出内容が分かるようにメモを残す

こうした「当たり前のこと」を積み重ねておけば、万が一の調査にも堂々と対応できます。

公式LINE、はじめました!

もっと気軽に、もっと便利に♪
LINEでつながる顧問税理士

✅ 面談日の1週間前&前日にリマインド
✅ 最新の税務や補助金の情報をお届け
✅ ご紹介特典もこれからいろいろ追加予定です!

「ちょっと聞きたいこと」もLINEでサクッと相談OK!
やり取りがもっとラクになりますよ。

最新情報やお役立ちコンテンツもどんどん配信中!
よかったらぜひ登録してみてくださいね。

ご登録はこちら

▶ お問い合わせはこちらから
InstagramのDMでもお気軽にご相談OKです!

関連記事