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税理士がAI時代を生き抜くための必須スキル

おはようございます。

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利益改善パートナーの吉村です。

 

AIの出現により税理士の職業はなくなるといわれています。

私はもとより税理士という職業はなくなればいいと思っています。

そもそも日本の税金計算は複雑すぎです。

そのため複雑すぎる税金計算をする専門家である税理士という職業が成り立っているのです。

 

こうも日本の税金計算が複雑すぎる要因は2つあると考えています。

1つは公平公正な課税することに重きを置いていることです。

税金の基本的な考え方に「租税公平主義」があります。

公平に税金負担をお願いしようという考え方です。

日本では様々な所得形態があることから、所得を10種類にも分類しなければなりません。

正確に細かく公平公正にやろうとすると、どうしても複雑になってしまうのです。

 

2つ目は複雑なほうが都合がいいからです。

誰にとって都合がよいかというと、税金をもらう側にとってです。

複雑であれば複雑であるほど人はそのことについて避けようとします。

どのように計算され、その税金を払わなければいけないのか。

義務教育で習うこともなく、言われたままの税金を支払うことになっている。

日本人の大半がそのような状態です。

したがって、政府・官僚の都合のよい税制がまかり通ってしまっているのです。

 

さて、AIに話を戻します。

このような複雑な計算ですらAIを使えばより簡単に誰でも計算することが可能になってくるでしょう。

税金計算しかできない税理士は職を失います。

では、今後税理士に出来る事は何なのかを真剣に考えなければなりません。

その鍵は2つあると考えています。

 

1つはコミュニケーション能力

AIも簡単なコミニケーションは取れるでしょう。

しかし、ロボットと経営相談しますか?

人とつながりたい、人と話したいという思いは今後絶対増えてきます。

そこでうまく人と人とをつなげる。

もしくは、人とうまくコミュニケーションを取れる人間であること。

税理士にかかわらず身に付けておきたい能力です。

 

もう一つは創造力です。

今のところAIは決められた処理をする事は人間よりも得意です。

しかし、新しいものを生む事はできません。

これまでにない画期的な発明であったり、人を感動させるような芸術品を生み出せるのは人間にしかできません。

また、相手のことを思いやる気持ちやおもてなしの心といったこともAIにはできないでしょう。

そういった絶対的に人間にしかできないことを極めていくことで今後来る時代を生き抜いていけると思います。

AIに使われるのではなく、AIを使いこなす側の人間になる。

本日もお読みいただきありがとうございました。

~おしまい~