広島で起業家を応援するお役立ちブログ
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社長1年生必見!法人設立後に待ち受ける意外な”落とし穴”とは…
こんにちは!オムライスです☺
今回は、これから会社を立ち上げる方、または設立したばかりの方に知っておいてほしい!
法人化すると、個人事業主のときとは違ったメリットがありますが、
その一方で「知らなかった…!」と後で困ることも結構あります。
特に設立初年度は、税金やお金の管理、経営のルールなど、気をつけるべきポイントがたくさん!
今回は「法人設立後の初年度に押さえておくべき注意点」をわかりやすく解説していきます。
設立初年度でも税金はかかる!
「まだそんなに利益も出ていないし、税金は大丈夫でしょ?」と
思いがちですが、実は赤字でも支払う税金があるんです。
最低限かかる税金
・法人住民税(均等割) → 赤字でも7万円(自治体によって異なる)
・消費税(3期目から) → 初年度は免税が多いが、場合によっては課税対象になることも。
・源泉所得税
思わぬ出費にならないよう、最低限の税負担はしっかり把握しておきましょう。
役員報酬は早めに決める!
法人になると、自分への給与(役員報酬)を
どうするか決める必要があります。でも、ここで注意点が!
役員報酬は一度決めたら基本的に変更できない
役員報酬は、原則として「事業年度の途中で変更できない」ルールになっています。なので、
・会社の資金繰りを考えて無理のない金額に設定する
・法人税とのバランスを考えて決める(利益が出すぎると法人税が高くなる)
このあたりを慎重に検討しましょう!
法人の資金繰りは個人とは別物!
個人事業主時代と法人では、お金の動きが大きく変わります。
法人になると、たとえ売上が上がっていても「資金繰り」が悪化することがあるので注意が必要です。
資金繰りのポイント
・法人の口座と個人の口座をしっかり分ける
・税金や社会保険料の支払いを見越して資金を確保する
・借入を検討するなら早めに動く(設立直後は融資を受けやすい)
特に**「社会保険料」**の負担は個人事業のときよりも増えるので、しっかり計算しておきましょう!
会計処理・帳簿付けは早めに整える!
法人になると、個人事業よりも帳簿付けが複雑になります。「後でまとめてやろう」と思っていると、
決算前に大変なことになるので、初年度からきちんと整えておくのが大事です。
早めに対策するべきこと
・会計ソフトを導入する(法人向けソフトがおすすめ)
・税理士と契約する(顧問契約をしておくと安心)
・領収書・請求書の整理をこまめにやる
初年度の決算は「慣れていない」&「不明点が多い」ので、しっかり準備しておくことが大切です!
まとめ
法人設立後の初年度は、何かと初めてのことが多く、
気をつけるべきポイントがたくさんあります。特に以下の4つは押さえておきましょう。
✅ 赤字でも税金がかかる(最低限のコストを把握する)
✅ 役員報酬は慎重に決める(途中で変更できない)
✅ 資金繰りは個人とは別物(社会保険料の負担増に注意)
✅ 会計処理は早めに整える(決算前に慌てないように!)
「法人化してから考えればいいや」と思っていると、後から大変なことになることも。
スタートダッシュをスムーズにするために、しっかり準備していきましょう!