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創業の基礎知識(法人編)
こんにちは、広島の税理士吉村です。
「決算書は黒字なのに、なぜか融資が通らない」 そんな悩みを抱えている経営者の方は意外と多いものです。
実は、銀行員が見ているのは「数字」だけではありません。
「この社長なら貸しても大丈夫か?」という人物評価が、審査の可否を大きく左右することをご存知でしょうか?
今回は、銀行融資が通りやすい経営者に共通する5つの特徴について解説します。
目次
動画を見る時間がない方のために、重要なポイントをタイムスタンプ付きでまとめました。
・[00:30] 特徴①:資金の使い道(使途)を論理的に説明できる
・[01:04] 特徴②:丸投げではない「実行可能性のある」事業計画がある
・[02:00] 特徴③:自社の数字について熱意を持って語れる
・[02:07] 特徴④:過度な節税(利益の繰り延べ)をしすぎていない
・[02:40] 特徴⑤:銀行とは「対等な立場」で接している
銀行に「とりあえず1,000万円貸してください」と言っても、融資はまず通りません。
銀行員が納得するためには、以下の質問に明確に答えられる必要があります。
・なぜその金額が必要なのか?
・何に使うのか?
・どうやって返済するのか?
例えば、
「広告宣伝費に1,000万円投資することで、将来的に5,000万円の売上が立つ見込みがある。だから10年で返済が可能だ」
というように、論理的なストーリーを持って説明できるようにしましょう。
「事業計画書は税理士に丸投げして作ってもらいました」 これは絶対にNGです。
自分で作っていない計画書では、銀行員からの質問に自分の言葉で答えられず、信用を失ってしまいます。
税理士と一緒に作るとしても、あくまで主体は経営者自身です。
「これなら実現できる」と自信を持って説明できる、実行可能性のある事業計画を用意しましょう。
決算書の数字について、その背景や要因を語れるかどうかも重要です。
単に「利益が出ました」ではなく、
「今期は外注費を削って社員を採用した結果、利益率がこれだけ改善しました」
といったように、経営判断と数字の因果関係を説明できる経営者は高く評価されます。
さらに、そこに事業に対する「熱意」が加われば、銀行員の心を動かす大きな武器になります。
「税金を払いたくない」という気持ちは分かりますが、過度な節税は銀行評価を下げてしまいます。
例えば、保険商品などを過剰に使って利益を先送り(繰り延べ)し、決算書の利益を圧縮しすぎると、
銀行からは「返済能力が低い」とみなされかねません。
融資を視野に入れるのであれば、適度な納税をして利益をしっかりと見せるバランス感覚が大切です。
最後にマインドセットの話です。
「借りてやってるんだぞ」と横柄な態度を取るのも、
「どうか貸してください」と卑屈になりすぎるのも良くありません。
銀行とはあくまでビジネスパートナーとしての「対等な立場」で接しましょう。
また、提出書類を期日までにきっちり用意する、時間を守るといった
「当たり前のこと」ができるかどうかも、人物評価として厳しく見られています。
銀行は決算書だけでなく、「経営者その人」を見ています。
融資をスムーズに受けるためには、以下の5つを意識してください。
1.資金使途:論理的に説明する
2.計画:自分の言葉で語れる事業計画を作る
3.数字:結果の要因を把握し、熱意を持って話す
4.節税:やりすぎず、適度な利益を残す
5.態度:銀行とは対等かつ誠実に接する
決算書が多少弱くても、経営者としての魅力や信頼感があれば審査に通ることもあります。
ぜひこれらを意識して、銀行との信頼関係を築いていきましょう。
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